本大会は,京都市の社会福祉関係者が一堂に会し,今後の社会福祉について考え,発展に資することを目的に開催し,また,多年にわたり京都市の社会福祉の発展に功績のあった市民を表彰するものです。大会として,第一部の式典と第二部の記念講演が開催されました。
日 程:平成28年1月8日(金)
会 場:京都ホテルオークラ
主 催:京都市,社会福祉法人京都市社会福祉協議会
<第一部>
本市の民生委員関係者の受賞は次のとおりです。
(市長表彰)
民生委員・児童委員功労者 12名
(京都市社会福祉協議会会長表彰)
民生児童委員協議会 4団体
民生委員・児童委員 268名
<第二部>
テーマ:新たな段階に入った福祉改革-地域福祉をどう創るか
講 師:岡﨑 祐司 氏(佛教大学教授)
第二部の記念講演では,講師から,福祉をめぐり大きな制度改革が続いているが,社会の変容とともに地域と個人の関係,及び制度との関係について説明され,対人援助については,相手を尊重した「ケア的なかかわり」が求められていること,また地域福祉の分野においては,「専門職との協働」「開発の精神」等が必要であるとされ,単なる制度改革の受け皿ではなく,独自の意味をもつ地域福祉を志向することが重要である,と講演いただきました。