本研修会は,都道府県・指定都市民児協において,次世代の指導的立場及び役割を担う民生児童委員を対象として,民生委員・児童委員制度を守り,発展させていくために指定都市・市区町村民児協が果たす役割について学ぶことを目的に開催されました。
初日は,厚生労働省社会・援護局地域福祉課地域福祉専門官 玉置 隼人氏から「地域福祉施策の動向と民生委員・児童委員活動~地域共生社会に向けた包括的支援と多様な参加・協働の推進~」について行政説明が行われ,その後,全国社会福祉協議会民生部長 佐甲 学氏から基調報告として「民生委員・児童委員をめぐる状況と民児協組織の取り組み-「100周年活動強化方策」の実現と「地域版活動強化方策」の作成の推進-」,さらに,「障がいがある方の人権」と題して神奈川県障害者自立生活支援センター理事 川田 隆一氏により講義が行われました。2日目から3日目にかけては,ルーテル学院大学学長 市川 一宏氏から「市区町村民児協を支える都道府県・指定都市民児協の役割」と題した講義・演習が行われました。
本連盟からは,2名の民生委員・児童委員を派遣いたしました。
日 時 令和2年2月12日(水)~14日(金)
主 催 全国民生委員児童委員連合会,全国社会福祉協議会
場 所 ロフォス湘南「太宰ホール」(神奈川県)
参加者 東山区及び山科区から各1名
本研修会は,令和元年12月1日の一斉改選で委嘱された新任民生委員・児童委員及び主任児童委員を対象に開催いたしました。
日 時 令和2年1月31日(金)
場 所 ロームシアター京都 サウスホール
参加者 433名
内 容(講義形式)
【テーマ】「地域共生社会づくりと民生児童委員の役割
~たすけ上手・たすけられ上手に生きる~」
【講 師】同志社大学社会学部社会福祉学科 教授 上野谷 加代子 氏
<研修の概要>
100周年記念事業である全国モニター調査をもとに,民生児童委員活動の状況等を説明するとともに,地域における民生児童委員の役割や活動におけるポイントなど新任民生委員・児童委員及び主任児童委員として活動するうえで基礎となる内容について研修を行いました。
研修の最後には,参加者全員で民生委員の歌「花咲く郷土」を合唱しました。

また,アンケート結果は次のとおりで,多くの方から今回の研修は良かった,役立つなど肯定的な御意見をいただきました。
研修内容について |
研修内容は今後の活動に役立つか |
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本大会は,多年にわたり社会福祉の発展に功労のあった方々を表彰して一層の御活躍を期待するとともに,わが国の社会福祉の一層の充実を目指す機会として開催されています。
第1部の表彰式典では,厚生労働大臣表彰,全国社会福祉協議会会長表彰及び,中央共同募金会会長表彰が行われました。
第2部は「渋沢栄一と養育院~渋沢栄一が取り組んだ社会福祉活動~」と題し,東京都健康長寿医療センター顧問・研究所協力研究員の稲松 孝思氏の記念講演が行われました。
本連盟からは,1名の厚生労働大臣表彰受賞者,5名の全国社会福祉協議会会長表彰受賞者が大会に参加しました。
日 時 令和元年11月22日(金)
主 催 厚生労働省,全国社会福祉協議会,中央共同募金会
会 場 メルパルクホール(東京都)
本大会は,全国各地で活動する民生児童委員が一堂に会し,今後の民生児童委員活動の一層の充実をめざすことを目的に毎年開催されています。
令和元年度は,下記のとおり2日間の日程で行われる予定でしたが,台風19号の影響により,やむなく全日程について中止となりました。
日 時 令和元年10月17日(木)・18日(金) ※中止
主 催 全国民生委員児童委員連合会,全国社会福祉協議会,
厚生労働省,福島県民生委員児童委員協議会 他
場 所 ビッグパレットふくしま(福島県)
近畿の府県・指定都市の民児協関係者が一堂に会し,民生児童委員活動における課題について協議・意見交換を行い,より一層充実した活動を展開することを目的に開催され,本連盟の正副会長及び事務局が出席しました。
日 時 令和元年9月11日(水)・12日(木)
主 催 奈良県民生児童委員連合会,奈良県社会福祉協議会
後 援 奈良県
会 場 奈良ロイヤルホテル
初日に行われた全体会では,全社協民生部長 佐甲 学氏から,地域福祉・子ども子育てをめぐる動向と民生委員・児童委員活動,民生委員・児童委員活動の重点課題と全民児連の取組について,基調報告がありました。また,開催県である奈良県民生委員児童委員連合会からの発信として,絵本を活用した子育て支援訪問の取組や,地域で活躍するコミュニティナースと民児協が連携した支援活動の紹介が行われました。
2日目は,次の3つの分科会が開催され,各府県・指定都市の民児協との意見交換が行われました。
①「地域版 活動強化方策」の策定に向けて
②自然災害に備えるために
③児童委員,主任児童委員活動の推進に向けて